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    マイグレーション

    マイグレーションモジュール ME2000V
    ● UM01-KO互換
    ● UM02-KO互換
    ● UM01-F互換
    ● UM02-F互換
    ● UM01-HW互換(コネクター交換必要)
    ● Docomo向けLTE通信モジュール
    マイグレーションとは
    システムやサービスを維持するために、時代の流れによって変わっていく環境や目的に合わせて
    ソフトウェアやハードウェア、システムやデータなどを適応していくことです。
    なぜマイグレーションが必要になったのか
    情報化社会が一般化するにつれて、社会のインフラとしての通信に対して、大容量、高速、低価格の需要が増大してきています。
    このさまざまな通信技術を持つ企業が技術向上を競い合い、通信方式はアナログ方式からデジタル方式へ、
    音声通信からデータ通信へ主流を移しています。
    携帯電話の世界では3G方式から通信効率の良い4G/5G方式へ移行中で、日本でも主要な携帯通信キャリアは3Gサービスの
    終了を発表している状況です。
    3Gサービスから4G/5Gサービスへ
    では携帯電話会社の通信サービスは、どのような用途で使われているのでしょうか。
    大きく分けて人が利用するものと機械が利用するものに分かれます。
    人が利用するものはスマートホン、フューチャーホン、タブレットなどのデバイスで、2年から5年くらいの間で機種変更をしているのが
    一般的な利用方法のようです。これらは機種交換に対して比較的ハードルが低いです。もうひとつの利用形態である機械利用については
    平均利用期間も5年から10年又はそれ以上のケースも多く、今まで使っていた機種を交換するのにハードルが高いと言われています。

    交換が容易でない機械利用に対して弊社では、少しでも楽なマイグレーションを目指し、お客様に商品を提供していくことを目指しています。
    M2M/IOT利用の開花
    機械利用の場合、どのような場所で使われているのでしょうか。
    2,000年前後、携帯電話網を用いたパケット通信サービスが開始され、当時は日本独自のPDC網にパケット通信装置を取り付け、
    モデムと言われる通信装置を用いていました。
    機械との接続は、シリアル通信の場合RS-232C規格であるD-SUB9ピンコネクタを用いているものやイーサネットワークカードを用いたRJ45コネクタを用いたものなどがあり、箱型のボックスを使っているのが一般的でした。
    2,005年に携帯キャリアから3G方式の通信モジュールが発売された後は小型化、低価格化が進み、フレキケーブルによるUART接続やB2BコネクタによるUART接続及びUSB接続へと進化していきました。
    利用用途もメータ読みなどのテレメトリングや機械の遠隔制御が中心で、2,005年から2,012年くらいまでM2M(machin to machin)利用と 呼ばれていました。2,013年前後からクラウドサービスと融合したIoT利用へと進化して、M2M/IOT利用の機器は日本では数千万台以上に なると言われています。
    弊社が考えるマイグレーションのポイント
    M2M/IOT利用の機械は長寿命の場合が多く、2,005年~2,015年の間に製造された機器で現役稼動しているものは多数あります。
    弊社では当時使用していた機器に対して最小限の変更で活用できるソリューションを提供しています。
    このため、コアとなる通信モジュールは当時の代表的な通信モジュールとの形状を踏襲し、接続コネクタやインターフェイスも
    似たような形状にするよう工夫をしています。これにより一番コストのかかるハードウェア変更を極力押さえることが出来ます。
    また通信用アンテナに関しても、LTE用アンテナでありながら、当時と同じように1本のアンテナで利用できるように工夫をしてあります。
    ソフトウェアは汎用的なATコマンドを拡充してあり、軽微なソフトウェア変更による運用を想定しています。
    詳細は弊社までお問い合わせください。
    マイグレーションの切り札 ME2000Vの特徴
    ME2000Vは以下の特徴を備えており、3GからLTEへのマイグレーションには最適な仕様となっています。

    ● 形状互換:ドコモ製UM01-KO、UM02-KO、UM01-F、UM02-Fに似た形状
    ● 親和性の高いダブルI/F: UM-01KO、UM02-KO、UM01-F、UM02-Fと親和性の高いフレキケーブルI/Fと
                            UM01-HW 親和性の高いB2BコネクタI/F
    ● アンテナ:アンテナ1本での運用化可能。また90種類以上の技術適合済みアンテナ
    ● 利用SIM:回線はサービスエリアの広いドコモLTE回線網を利用可能(MVNOも可能)
    ● 省電力:省電力運用を意識したeDRX、PSM 機能に適合
    ● 安心の技術サポート:充実した日本語マニュアルの他、擬似的なテスト環境をご用意(有償)
    ● その他:遠隔でのファームウェア更新機能に対応
    主要特徴
    ● 小型形状
         モジュールのサイズを小さくしたことにより、さまざまな機器へ組み込むことができます。

    ● 外部デバイスに応じて、FPCインタフェースと B2Bインタフェースを選択して、接続することが可能です。

    ● Standalone GPS機能に対応

    ● VoLTE方式音声通話機能に対応

    ● 外部アンテナ各種(TELEC取得済みアンテナ多数あり)

    ● LTE Cat1 eDRX、Cat4 対応

    ● IP着信機能

    ● SMSサービス

    ● LTE/W-CDMA方式のデータ通信機能

    ● LTE方式の2GHz/800MHzのいずれの周波数帯でも通信できます。
         W-CDMA方式の2GHz/800MHz/850MHzのいずれの周波数帯でも通信できます。

    項     目内     容備     考
    対応サービスIP着信機能, SMS, VoLTE
    UART収容ポート数1 回線
    インタフェースシリアルインタフェース
    信号SD, RD, XER, XDR, XRS, XCS, XCD, XCIXは負論理となる
    通信速度(bps)300 / 600 / 1200 / 2400 / 4800 / 9600 / 19200 /
    38400 / 57600 / 115200 / 230400 / 460800
    通信フォーマットStart:1bit, Stop:1bit,
    Data:8bit, Parity:none
    送受信制御ハードウェアフロー制御
    通信プロトコルPPP, IP
    制御コマンドATコマンド
    USB規格USB2.0 High Speed(480Mbps)対応
    送受信制御ハードウェアフロー制御
    通信プロトコルPPP, IP
    RF無線周波数LTE:2.1GHz/800MHz
    3G:2.1GHz/850/800MHz
    GPS:1575.42MHz
    LTERelease 10
    Category 1, 10Mbps peak rate
    Category 4, 150Mbps peak rate
    UMTS/WCDMAR99
    384Kbps peak rate
    外部インタフェースFPCインタフェースまたはB2Bインタフェース
    電源電圧DC3.3~4.2V
    サイズ35.7(W) x 37.0(D) x 5.4(H)mm
    重さ約10g
    UIM カードインタフェース3GPP TS31series準拠
    お問い合わせ
    info@noa-wireless.co.jp
    ※ 取扱説明書についてはお手数ですが、弊社までご連絡下さい。
    ※「UM-01KO」、「UM02-KO」、「UM01-F」、「UM02-F」、「UM01-HW」は ㈱NTT ドコモ社の商標または登録商標です。